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がん治療向上へ「銀の道プラン」 広島大・島根大・鳥取大、専門家養成や相互派遣
 全国の大学病院などでがん医療に携わる医師や看護師、薬剤師らの養成を目指す文部科学省の「がんプロフェッショナル養成プラン」に一日、広島大、島根大、鳥取大の共同事業「銀の道で結ぶがん医療人養成コンソーシアム」が採択された。国の支援を受け、人材交流などを通じてがん医療のエキスパートを積極的に育成する。

 事業名は、世界文化遺産に登録された石見銀山遺跡(大田市)で産出した銀が運ばれたルートにちなんだ。計画によると、がんの薬物療法や専門医の資格取得▽高度な先端医療技術や放射線治療、化学療法などの研修▽がん医療に専門に携わる薬剤師や看護師の育成―の三コースを三つの大学にそれぞれ設ける。

 さらに、現場のスキルアップのために相互に専門医を派遣するほか、具体的な症例などに関する情報交換や合同シンポジウムの開催などで連携を強める。この秋にも具体化に向け協議を始め、年度内にスタートする見込みという。

 文科省は本年度、新規事業として同プランに約十四億円の予算を計上。今回は全国で十八事業が採択された。三つの大学間の調整などを担当した広島大大学院医歯薬学総合研究科の碓井亞(つぐる)教授は「がん医療の各大学の得意分野を生かして優秀な人材を多く育て、山間部や離島などの医療体制充実にもつなげたい」と期待している。
出典:中国新聞


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