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女性主導で業績アップ 産廃リサイクルの石坂産業・畝本典子社長に聞く
最近、女性の起業家の活躍が目立つようになってきたように思う。
私の周りにもこれから起業しようとしている女性が何人かいる。
ちょっと昔までは、男女が平等に働ける環境を目指すことに精一杯だった感があり、今その状態までにいっているかというと、そうともいえない状況ではあるのだが、あきらかに活躍している女性は増えてきたとおもう。
女性ならではの観点で、新たに起業する女性はかっこいいし、尊敬する。
これからも活躍する女性が増えていくことを期待したい。

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産業廃棄物のリサイクルを手掛ける石坂産業(入間郡三芳町)。社長、専務、常務など幹部ポストを女性が占め、産廃業界のイメージを一新し、明るく清潔で安全な職場環境づくりを推進している。一方、業界最大級の産廃処理施設「全天候独立型総合プラント」を建設し、減量化・再生化率95%を達成。畝本典子社長(36)に躍進の経緯や今後の目標などを聞いた。
―主な経営方針は

 「適正処理の徹底」。業界内は低価格受注に伴う不法投棄が問題視されている。適正な費用をいただき、責任を持って廃棄物を資源に変えていくことが私たちの使命と考えている。

 ―躍進の要因は

 五年前から社員の意識改革や人材育成に力を注いできた。一人ひとりが会社の進むべき方向を理解し、自信を持って自発的に行動できるようになったことが大きい。

 ―意識改革の具体的な取り組みは

 業界で初めて、ISO(国際標準規格)の品質、環境、労働安全衛生の三規格を合わせた「ISO国際規格統合マネジメントシステム」の認証取得に取り組んだ(〇三年認証取得)。形だけの取得でなく真に理解してもらおうと、女性の講師を呼んで社員に分かりやすく説明してもらった。

 ―人材育成については

 フォークリフトや溶接作業、パソコンなどの講習会を開き、資格取得を支援している。最近は新卒採用も始め、会社の方針に共感してもらえる人材の発掘に努めている。

 ―役員と管理職十人のうち半数が女性

 それも大きな特長のひとつ。数年前にパソコンによる情報管理システムを導入した際、女性の方が細部に至る管理に適していることや、これまでイメージを一新しようと女性幹部を増やした。狙いは的中し、社内が明るく清潔になったほか、子育て支援の取り組みも進み、働きやすい環境が築かれるようになった。

 ―全天候独立型総合プラントも建設したが

 リサイクルの高精度化を図り、約四十億円を投資した。分別困難な混合廃棄物の処理技術に関しては、全国トップレベルという自負がある。周辺地域との調和や環境保全も重視し、敷地面積の約八割を緑地化している。

 ―今後の目標は

 業界の閉鎖的なイメージを払拭し、施設内に見学通路や展示コーナーを設置して「見せる職場づくり」を推進すること。これからも選ばれ続ける再資源化施設を目指し、全力で励んでいきたい。
出典:Web埼玉

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