高松市シルバー人材センター(同市西宝町1丁目)は7月から、会員登録の有無に関係なく60歳以上を対象にした就業相談窓口を開設した。団塊世代の大量退職に合わせ、初めて会員以外にも門戸を開放。仕事の紹介だけでなく、資格取得や起業などスキルアップに向けた相談にも応じ、シルバー世代の再就職を支援する。
センターはこれまで会員登録者に仕事をあっせんしていたが、団塊世代の大量退職で、今後、再就職希望者の増加が見込まれることから会員登録に関係ない間口の広い活動が必要と判断した。
センターが受注する仕事は、庭の手入れや家事の補助などの軽作業から、経理事務や配管工事など専門知識を必要とする仕事まで多岐にわたり、年間約1万8000件の仕事をあっせんしている。相談窓口では、センターが受注した仕事のうち相談者の希望に沿った仕事を紹介するほか、資格取得のための講座を案内、起業に向けたアドバイスも行う。
同センターは「会員以外からの就業のニーズを把握して新たな受注先の開拓につなげる一方、団塊の世代にセンターの存在も知ってもらえれば」としている。
窓口の開設時間は、毎週水曜日の午前9時から午後4時。相談は無料。問い合わせは、同センター〈087(831)9410〉。
出典:SHIKOKU NEWS
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